
午後は久しぶりにゲート前に参加しました。座り込みは「コロナ2週間待機」ルールがあり、道路反対側からの抗議に止めました。「黙ってりゃわからない」という人もいたけど、そこまではね。火曜は人数が少ない日で、この日は30人くらい。多いとは言えないけど、みなさん意気軒昂でした。シュワブ内にも次々に巨大な建物ができている。全部、おれたちの税金で建てているんだ!
街にも運動の現場にも、コロナの先が見通せない不透明感が漂う。前のように戻るのか、見通せない。この空気をすぐには変えられない。ありきたりだけど、自分が今いるところでやり続ける。
▽少しは、沖縄を知って
沖縄と、ぼく。沖縄のこと、琉球のこと、ぼくらは知らないことが多い。それを知れば、沖縄の人たちがなぜかくも不屈に基地に反対し平和を求め、ヤマトの仕打ちに立ち向かっているのか、少しはわかるかも知れない。
古代、琉球弧にどういう人たちが、どこから住み始めたのか。歴史、文化、芸能、ウチナーグチ(沖縄言葉)も沖縄島、周囲の島々でも違う。南方、大陸、日本列島からの交易で栄え、それらの文化がミックスされたと言われていますね。同時に、沖縄島を中心にした琉球王朝と周りの島々には支配と被支配の構造があったことも、琉球弧の人たちに微妙な差異をもたらしてきた。日本政府は、これを侵略併合してきた。歴史に大きな禍根をもたらしたのは、知られているとおりです。
▽打ちのめされていい
辺野古に行くとき、そういうことは知って行きたい。写真家の石川真央さんは「たまに沖縄に来ていろいろ言うやつがいるけど、大きなお世話だ。ヤマトンチュは、ヤマトでやることあるだろ」。目取真さんも、ヤマトンチュに辛辣ですね。ウチナンチュがヤマトの人間に何を思っているのか、話してもらって打ちのめされるくらいの方がいいんじゃないか。ぼくは沖縄に行くということは、そういう気持ちも持って行かなければと思っています。もちろん数も要ります、数は力ですから。ゲート前に毎日1000人集まれば、工事は止まりますよ。辺野古ぶるーのチームも全国に、各県にできたらいいですね。そうすれば順番に、常に行くことができますよ。
地元の姫路や神戸では、毎週のように街頭行動に合流し演奏、歌う♪アナーキスト・ロックンローラーやっています。(姫路市在住)