マスク、手洗い、うがいなどが日常化するようになった。3度目の緊急事態宣言を受け、飲食店やデパート、娯楽施設などに時短営業や休業要請が出された。ある程度はやむを得ないとは思うが、気になるのは監視の度が過ぎないかということだ。

 昨年も、要請に従わないパチンコ店などの店名の公表とか「自粛警察」が問題になったが、今回も行政が「見回り隊」などを行なっている。当面はソフトな対応だろうが、いつエスカレートするかわからない。過日、大阪駅でマスクなしに乗車し大声を出していた人が、警察官に引きずり出されていた。その人を擁護するつもりは全くないが、確かに彼が主張していたように「法的根拠」はない。

 かつて自警団、隣組、そして国防婦人会などが、お国の方針に逆らう人を「非国民」として摘発、監視し、そして村八分など人権侵害を繰り返し、弾圧した。そんな負の歴史を繰り返さないよう、私たちが「監視」を監視しなければならない。

 集会参加の制限など、ますます活動しにくい状況が続くが、感染に十分気を付け頑張っていこう。(「抵抗の旗」から)