
▼食べ物・編
◎「よりより」:らせん状にねじった形の中華料理のお菓子。食べるときに油断できないほど固い。神戸中華街にもあるかも?
◎「ちりんちりんあいす」:市内の有名観光地にリヤカーの屋台をひいておばちゃんが現れる。合図の鐘をチリンチリンと鳴らすので、この名が付いている。ヘラを使ってコーンにアイスを塗り付ける様子を想像してみてください。バラの形を見事に作ってくれるおばちゃん匠もいるそうです。
◎かまぼこ:長崎市民は大好きだ。一世帯のかまぼこへの支出額は全国二位(少し古い総務省調べ)。市内の蒲鉾専門店の数は日本一と言われている。10月のおくんちや正月などおめでたい日には必ず食べる。地元では「かんぼこ」と呼ばれている。
◎皿うどん:いわゆるうどんではなく長崎を代表する麺料理。パリパリの細麺とツルツルの太麺がある。そのまま食べる人もいるが、長崎では大抵、ウスターソースをかける。親戚の集まりや宴会では、大皿皿うどんをテーブルに並べ、みんなで取り分けながら楽しむ。ビールのお供には最高です。旨い!としかいいようがないです。
◎チャンポン:皿うどんと人気を二分する長崎代表麺料理。知らない人はいないでしょう。大阪市内では「中央軒」で味わえます。皿うどんも。
◎トルコライス:ピラフ、スパゲティ、とんかつを一皿に盛り付けた洋食屋の一般的メニュー。トルコ料理にはトルコライスのようなものはなくて、トルコとトルコライスとの関わりはないそうだ。県民は地元発祥のこの料理を愛してやまないということのようだ。
▼街・編
◎オランダ坂:有名ですが、一か所ではなくて三か所の坂ともどもオランダ坂だそうです。坂自体はただの「坂」なので特に見どころはなく、「がっかり名所」のひとつとも言われているそうです。
◎長崎市内はくんちで学校が半休:日本三大くんちのひとつの長崎くんちは、県民の特別なお祭り。10月7日から9日の三日間開催。今年はどうなるでしょうか。進学・就職で県外に出ている人も帰省してくる人は多い。
◎路面電車:長崎市内の名物。市民にとってなくてはならない存在です。
◎「しとらす」:甘酸っぱい果物の「シトラス」ではなく、「しとらす」は長崎弁。「今、なんばしとらすと?」は英語のWhat do you do ? の意味。「しとらす」「しよらす」は最上級敬語で、年長者にしか使わない。
(つづく)