狭山事件の再審を求める座り込み行動が、石川一雄さんの逮捕から58カ年の5月23日に行なわれた。毎年5月、各地でとりくまれている。

 神戸駅前の狭山座り込み行動は今年で9回目。この日は、のべ参加者31人。はじめて参加した人も多く、「お知らせを見て来た」という人も。参加者はチラシ配布、署名行動、マイクなどでアピール。午前10時から午後4時まで座り込んだ。再審要求の署名は約70筆が集まった。署名に立ち寄った人からは、「まだ、狭山闘争は続いているのですね」「石川さん、何歳になられたのですか」「裁判のやり直しを行なうべきだ」「1日も早く、無罪判決を」などの声が寄せられた。

 石川一雄さん、早智子さんもリモートであいさつ。「コロナ禍のなか5・23狭山集会が中止になり残念。私は毎日、身体を鍛え、今年こそは再審をかちとりたく、不撓不屈の精神で闘う。元気とはいえ82歳の重みを理解してほしい。06年からの第3次再審が開始から15年。鑑定人尋問、事実調べをおこなえば、真実は必ず明らかになる。よろしくお願いします」。

 狭山再審を求める市民の会・滋賀からは、「狭山中央集会が中止になり残念。草津駅前で座り込み中。ともに頑張りましょう」と電話であいさつが届いた。この日は、熊本でも毎月23日の「狭山デー」として座り込み、アピールが行なわれた。

 狭山再審求める市民の会・こうべは、7月10日の狭山事件学習会を紹介。

 不当逮捕から58年。石川さんは無実である。鑑定人尋問等の証拠調べ、狭山事件再審を一刻も早く実現させるために、ともに!(高崎)

〔おしらせ〕

狭山再審へ学習会

7月10日(土)午後3時〜 神戸市勤労会館(三宮)「識字と冤罪、取調録音テープが語る58年目の真実」七堂真紀さん(狭山弁護団)

主催/狭山再審を求める市民の会・こうべ