▼悲しい知らせに、驚き涙する。—札幌市街地「緊迫8時間、熊駆除—銃弾5発」6月19日の報道。4人に重軽傷を負わせたヒグマに最後は至近距離から銃弾を撃ち込み、とどめを刺したと。▼人を襲ったことへの報復と感じる、これで人の「安心・安全」なのか。クマが住む奥山の森から人は多くの享受を受け、共生してきた。戦後人工林に代え、無残に放置してきた。▼ヒグマ研究室HPは、人との遭遇は冬眠明けの飢餓、母が子どもを守る、若クマの力試し、戯れ。手負い等とある。札幌市の出没情報でも山麓近い南区がほとんど。▼2013年に札幌で話したアイヌアカデミーひぐまの澤井アクさんの話が思い出される。クマさんは神様、「キムンカムイ(山の神)」。ピザ窯燃料や高級家具のためなどの大量伐採のため、どんぐりがない。有志と行政に働きかけて南区の神威岳(983メートル)に植林をやっている、毎年250本、10年計画。一隅を照らす(中村哲)取組みを感じた。(礫)