6月11日からイギリスで開かれたG7サミットに合わせ、13日、ミャンマーの民主化と国民統一政府(NUG)を支持するミャンマー国民によるデモと集会が世界25カ国48都市で開かれた。日本では東京、北海道、静岡、佐賀、福岡、神戸など6都市で集会やデモが取り組まれた。

 神戸の集会(主催/西日本実行委員会)には約200人が参加した。多くがミャンマーの20代の青年たちだ。集会は、国軍のクーデターとその後の弾圧によって亡くなった人びとへの黙祷から始まった。

 「国民統一政府!—認めろ!認めろ!」「ミャンマー軍はテロ組織!—認めろ!認めろ!」「軍事独裁政権は!—認めない!認めない!」、「アウンサンスーチー氏と大統領を解放せよ!解放せよ!」「ミャンマー軍への支援やめろ!やめろ!」「ミャンマーの問題は、世界の問題だ!」。このようなコールが何度も繰り返された。

 集会で発言したミャンマーの青年は、「特に日本のみなさんに訴えたい。日本政府とミャンマーの国軍はすごく太いパイプある。ミャンマー国軍への支援を直ちにやめてほしい」と訴えた。

 多くの若い参加者たちが着ていた白い服は、どこの政党にも染まらない、自由、闘争に参加するのは初めて、そして純粋を表わしているという。参加者に配られた赤いハチマキは、団結、固い意志、黙ってはいない、ということだそうだ。

 技能実習生や留学生として日本で働いている若者たちは、「故郷にいる父や母、兄弟、友人たちのことが心配でたまらない」という。彼らは日本政府に対して、ミャンマーで作られた国民統一政府を正当な政府として認めることと、軍事政権をテロ組織と認定し、国軍との関係を直ちに停止することを要求している。

 ミャンマーでは今この時も、国軍によって多くの人たちが銃撃され、殺されている。その国軍を支援しているのが日本政府だ。それを辞めさせるのは私たち日本に住むものの責任だ。(高崎)

▽日本人参加者の話

 民族衣装と思われる長いスカートを着けている、数人の若い女性に話しかけた。「こんにちは」だけミャンマ—語で、後は日本語と英語のまぜこぜで「ロンジーという衣装です」と教えてもらった。私は、「みなさんを応援します」「日本政府が軍政を支持しないよう、抗議します」となんとか伝えたつもりだったが。

 「写真を撮らせてもらってもいい?」と尋ねると、「いいですよ」とにっこり。前日に釈放された、香港民主派の周庭さんと同じくらいの年齢であろうか。母国のみんなが無事であってほしいと願った。当日もらったプラカードには Burma case is global case「ビルマの問題は世界の問題だ」と書かれていた。まさにその通りだ。(談)