ミャンマー軍事政権に抗議する在日ミャンマーの人たちによる集会が、連帯する日本人も参加し9月12日、神戸市内で開かれた。関西では3月から毎月、神戸で開かれてきた。兵庫では「ミャンマーの人たちとつながる会」が結成されている。この日は、約160人が集まった。

 ミャンマーの若者たちは、「軍事独裁政権ではなく、NUG国民統一政府を支持する!日本政府は軍事政権を支援しないで!」「国連は、チョモートン氏を正式大使に認めてください」などと要求、支援を訴えた。

 連帯、支援する日本人側からは、つながる会の代表、中村大蔵さんが「軍事独裁による現在の状況は、同じアジア人として認められない。日本政府は、国軍の弾圧を支援してはならない。私たちは、ミャンマーの現況を伝え、クーデターに抗議する人たちを支援しよう」「ミャンマーの平和と民主化は、日本の平和と民主主義にかかわる」と話し、「ミャンマーの課題は、世界の課題という呼びかけに応えよう」と訴え、連帯を表明した。

三宮を1周するデモはミャンマーの若い人たちがリードし、「ビルマに自由と民主主義を! Free Free 

Burma! We want Democracy! 私たちの声にリスペクトを!」というコールが元気だった。「信念捨てない。危険にあおうとも、手をつないで!」という歌も、沿道に響いた。

 ミャンマーは広大な地域にバマー族や多くの少数民族が生きる多民族の国だ。国軍の弾圧、独裁に抗議することは当然だが、同時に民族、人々の自由と人権、民主主義を求める運動、民主化を求めて起ち上がっている人々とどのように連帯し、支援するのか。かつてビルマに侵略し戦場とし、その後の資本進出をおこなってきた日本(人)にとって、見過ごすことはできない。振り返れば、戦後の「国体護持」から今日まで対米一辺倒の日本…。「ミャンマーの課題は、世界の課題」と言われるとおりだ。

 「クーデター後に生まれつつある民主化勢力と少数民族の連帯が、ミヤンマーの未来への希望である」と今村真央さん(『世界』9月号/山形大人文社会学部教授)は、述べている。(取材/竹田)