10月4日、美浜原発3号機運転差し止め仮処分の第1回審尋と前段集会があった。前段集会は午後1時、裁判所前の公園でおこなわれた。

 河合弁護士が仮処分の重要性を語り、また、名古屋で高浜1、2号機・美浜3号機の運転期間延長認可取消訴訟をたたかっている北村栄弁護士が、申し立てまでの経過を報告。

 さらに、原告の一人が、美浜町でのアンケート結果について報告した。回答中70%の人が、美浜3号機に「不安を感じる」と答え、避難計画については「知らされていない」「この計画では避難できない」と答えた人がいたと報告した。そして、原告は、美浜町民に仮処分申し立てを通じて、美浜原発には基準地震動993ガルの活断層があることを知ってもらいたいと話した。993ガルは福井の原発の中にある7つの活断層中最大である。

 審尋が終わって、近くの堂島ビルで記者会見と報告集会が持たれた。井戸弁護士が報告した。以下報告要旨?

 申し立ては6月22日だが、関電が答弁書を出し渋ったため、1回目の審尋が10月4日になり、早期の停止は不可能になった。しかし、10月23日には特重施設未完のためにいったん止まるので、特重施設完成までに決定が出れば美浜3号機は止まったままになる。時間的余裕ができた分、きっちり関電に反論していく。

 関電の第1次答弁書は自分の言いたいことを主張しているだけだ。設定した争点(地震関係5、避難計画1)についての認否はおこなわなかったので、どの点を認めて、どの点を争うのかはっきりせよと関電に迫った。裁判所も認否をおこなうよう指導した。

 ?次回期日は、裁判長異動のため11月は中止、12月1日午後3時がになった。

 (池内潤子)