
3月24日大阪府議会が、29日に大阪市会が閉会し、IR・カジノ関連議案が共に可決された。大阪市会ではIR・カジノ用地(夢洲)の土地改良費790億円の追加費用も790億を限度とする付帯決議をつけて採択された。付帯決議なんか気休めにもならない。市民側は同日、カジノ誘致撤回を求める署名10万8445筆をIR推進局に提出した。
3月25日から住民投票実現のための署名活動がスタート。正式名称は住民投票条例制定「直接請求署名」運動。可決後、権限が移る大阪府に対して請求する。
府は4月中に国に申請予定だが、国の許可条件のなかに「住民が納得していること」がある。15万筆以上の有効署名が集まれば無視しにくい。
また、府議会が住民投票を否決したとしても、そのことでカジノの問題点に市民、府民の注目が集まり、十分な説明を行わなかった維新の責任が問われるだろう。
カジノの対象は外国人ではない。日本に住んでいる人だ。ギャンブル依存症や破産者、自殺者の増加などで、大阪の街は荒廃する。
大阪府下全域から15万筆以上の有効署名を達成するためには資金が必要だ。みなさん、カンパをよろしく。
署名活動中に市民からこんな声を聞いた。「カジノは絶対(大阪市が)住民投票すると思ってたのに、それがないのはおかしいわ」。 (堀ちえこ)
■「カジノの是非は府民が決める 住民投票をもとめる会」■カンパ振り込み先/大阪信用金庫 店名24(城東支店)/口座番号0175231/村田恵子■HPhttps://vosaka.net/