前回の戦争あかん!ロックアクションの集会とデモが行われた3月6日は、名古屋入管収容所で亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんの一周忌にあたり、全国一斉アクションが取り組まれた。集会に先立ってTRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)のメンバーが発言。
「日本は国際難民条約に批准しているが、日本の難民認定率は0・4%。認定されなかった人たちは収容所に入れられる。ここは帰国を強制するためのもの。人命よりも送還を優先する方針の下で、職員による暴行傷害事件が多発し、2007年以降15人が死亡した。
ウィシュマさんは何度も体調不良を訴え治療をを要求していた。医者も入院の必要性を指摘していたにもかかわらず昨年3月、名古屋入管はウィシュマさんへの虐待を続け、見殺しにした。
国家権力によって人権が当たり前のように蹂躙される日本社会でいいのか。市民の力で変えていく必要がある」。