
広島、長崎は、ロシアによる核の威嚇をともなうウクライナへの戦争が続くなか、被爆77年の夏をむかえる。日本は、核兵器禁止条約会合に参加すらしなかった。
8・6ヒロシマ平和の夕べ。平和講演は、沖縄から三宅俊司・弁護士による「沖縄と広島・長崎、核廃絶」。三宅さんは広島市生まれ、母親が被爆した被爆二世。「原爆の問題をライフワークとしたい」と沖縄へ。一坪反戦地主会、海邦国体「日の丸」焼き捨て裁判、辺野古、高江の基地反対運動などに係わってきた。「沖縄は戦争中、戦後も日本の捨て石とされた。復帰50年、沖縄とどう向き合うか」と、沖縄からヒロシマ、ナガサキ、核廃絶を語る。
被爆証言は小倉桂子さん(84)。「キノコ雲の下の惨事と運命を、人類は二度と経験してはならない」「あの光景、私たちが見たヒロシマを世界へ」。福島からは、京都に避難している福島敦子さん。原発賠償京都訴訟原告団・共同代表を務め、「被ばくから逃げる権利」を訴える。
■8月6日、13時30分開会、広島RCC文化センター 会場参加申し込み/メール86h@heiwayube.org 参加費1000円、オンライン参加/申し込み期間=7月20日〜8月3日 メール oki1121@me.com