老朽原発うごかすな!実行員会が美浜町・原子力事業本部に対して申し入れと抗議(8月10日)

 8月1日、関西電力美浜原発3号機の原子炉補助建屋内で放射性物質を含む水7トンの水漏れ事故が発生した。関電は「外部には漏れていない」と発表したが、漏出放射能は220万ベクトルと推定される。漏えいが起きたのは、1次冷却水を循環させるポンプに注入する高圧の封水を浄化するフィルター付近。10日に予定されていた再稼働は延期となった。
 
現地で緊急行動
 
 老朽原発うごかすな!実行員会は、10日、美浜町・原子力事業本部に対して申し入れと抗議をおこない(写真上)、美浜3号機の再稼働反対を訴えてデモ行進した。
 原子力事業本部には、次の3点を申し入れた。
 ㈰ウクライナ紛争ではザポリージャ原発やチェルノブイリ原発が攻撃された。戦争になれば原発は格好の攻撃目標になる。㈪320度、160気圧の高温・高圧水が流れる蒸気発生器伝熱管などの1次冷却系配管の損傷は深刻。これらの配管が完全破断すれば、メルトダウンに至る可能性がある。美浜3号機の蒸気発生器は、取り換え後約26年を経た老朽装置。過酷事故の危険性が高い、㈫美浜原発の過酷事故では避難対象は数百万人になる。全員の避難は不可能だ。美浜原発の30〜80キロ圏内にある琵琶湖が汚染されれば、関西1450万人が飲料水を失う。これらの3点は喫緊の課題だ。
 
事故で避難は不可能
 
 地元福井の参加者は「8月5日にあった記録的大雨で福井県内の北陸道、国道8号、JR北陸線などが寸断された。原発事故が起これば避難することなどできない」と発言した。
       (高崎)