「安倍元首相の国葬に反対!」横断幕をかかげてデモ(8月27日、神戸市・三宮)

 政府は国が全額負担する安倍元首相の国葬費について、当初、約2億5千万円と公表していたが、9月6日になって、総額16億6千万円という試算を明らかにした。実際にはそれ以上の巨額の税金が投入されるのはまちがいない。
 8日には衆参の議院運営委員会で閉会中審査が開かれた。「統一教会と関わりの深い安倍氏が国葬にふさわしいのか」という質問に、岸田首相は従来の説明を繰り返すだけだった。こうした政府の対応に各地で怒りの声が上がっている。
 【神戸】国葬反対を訴える集会とデモが、8月27日、神戸市内で行われ400人が参加した。
 集会で松山秀樹さん(弁護士)は「国葬に法的根拠はない。内閣府法は、各省庁にまたがる事案で内閣府が動けるとしたもので、同法で国葬は実施できない」と。「国会の議論なしに閣議決定で強行。8年に及ぶアベ政治は集団的自衛権行使容認や、格差社会を拡大させた。旧統一教会との疑惑の真っ最中」と国葬中止を求める決議を採択し、岸田首相に送付した。
 
シール投票は反対8割
 
 「国葬反対? 賛成?」シール投票を4週連続で実施中(神戸・三宮、市民デモHYOGO)。
8月25日は1時間余で投票数99、賛成4、反対91、わからない4票。「なんで安倍さんが国葬なのか」「私たちの税金を使うな」などの意見があった。40代の女性は「賛成する人がいるの!?」と声を上げた。女性、高校生・若い人も多い。9月1日は、投票数122、賛成22、反対97だった。

27日、国葬当日
国会前で大行動
 9月27日の国葬に向けて、各地で抗議行動が予定されている。8月31日に国会正門前で行われた大行動には約4000人が参加。主催者は、9月27日午後2時から再び国会正門前で大行動を呼びかけている。