
「安倍元首相の国葬に反対です!」集会とデモ兵庫の第2弾。市民デモHYOGO、憲法改悪ストップ共同センターが共催した。(9月17日、神戸市内)。8月第1弾を上回るほど、約400人余が集まった。
内田樹さん(神戸女学院大名誉教授、思想家)がスピーチ。「国葬反対の世論は過半数を超える。岸田首相から、安倍元総理が国葬に値する立派な業績、立派な人物だと伝わってこない。彼自身が、そう思っていないから」「デモというのは少数派が抵抗し反対を訴えることだったが、今回は多数意見を掲げる新しい流れになった」と話し、会場は盛り上がった。
「旧統一教会との癒着の中心にいた安倍元首相、自民党議員らの関係を徹底調査し明らかにするべき。民意は明らか。国葬に異議あり。中止してください」とのアピールを採択、首相官邸に送付した。
デモは、再び「国葬反対!」大横断幕、ノボリをかかげ、土曜日で人出の多い三宮センター街へ。多くの人が注目し、「遠慮がちに」拍手する人もあった。その後、JR元町駅前で40分ほどアピール。「国葬に反対します」「安倍元首相の悪政を問う」など訴えた。
▽「弔意要請しない」 県・神戸市
市民デモは9月5日、兵庫県知事、教育長、神戸市長、教育長へ「自治体、学校等に弔意表明の通達等を出さないよう」申し入れた。15日までに「県内自治体、教委に弔意協力等の依頼予定はない」(知事、神戸市長)、県教委)、「半旗掲揚、教職員に黙祷を求める等の特段の対応は行なわない」(神戸市教委)など回答があった。