狭山写真展

 10月、『狭山裁判写真展』を開催することができました。ささやかな催しでしたが、狭山再審を求める市民の会・こうべほかからの応援を受け実現にこぎ着けました(10月30日、神戸市垂水区内/主催:狭山裁判写真展実行委員会)。
 私はふだん訪問介護ヘルパーをしています。利用者のみなさんは、年齢的にいわゆる「60年〜70安保、狭山」世代の方も多く。気持ちは元気、お話は達者でも「なかなか電車に乗って遠くに行くのはちょっと…」という人たちとのお付き合いです。
 いま狭山は第3次再審実現への山場。さらに今後、改憲阻止のとりくみに。これらの世代の方々にあらためての地域から想いを寄せてもらうことが大切ではと、今回の企画に挑戦しました。実際には、市民運動で動いている人たちの参加が大半でしたが、それでも飛び込み参加の方、署名や要請ハガキを出していない人も来られ、少しは狭山再審運動に加われたかと思いました。
 知り合い同士の方々が「久しぶり」「元気でした?」とお話されているのを聞くと、やはり「狭山世代、健在なり」でした。(小柳)