辺野古ブルーHYOGO

 11月14日(月) 大浦湾 ガット船が入るのを遅らせるために、カヌー9艇を横並びにしてオイルフェンスに緊縛する。予想外のこちらの動きに海保が慌てる。
 11月15日(火) 安和桟橋 ガット船(土砂運搬船)の出港阻止行動にカヌー10艇で出た。海保の「海猿くん」と会話。自衛隊と海保の共同運用についてなど。彼らも不安と不満を抱いているようだ。
 琉球セメント搬入口 赤土を運んでくるダンプの入場を遅らせようと、牛歩する。ダンプの運転手さんと目を合わせて黙礼する。
 11月16日(水)緑生い茂る森 遺骨混じりの土砂採取現場。サーファーがいっぱいの、そのすぐそばの山の中。緑生い茂る森に、沖縄戦のおびただしい死者の骨と魂が眠る。ただただ、合掌するのみ。
 なぜ なぜ沖縄に行くのか、なぜ海に出るのか、なぜこんなにも沖縄にこだわるのか? いつも自問自答する。ヤマトゥンチュとしての、自分なりの責任の取り方なのか? いつも考え、まだ答えは出ない。辺野古で今日も苦闘する仲間の顔が浮かんでくる。また、行かなくてはいけない。その思いは日増しに強まるばかりだ。
(小野純一/辺野古ぶるーHYOGO)