カリフォルニア大スト

 11月14日から1週間、米カリフォルニア大学で、4万8000人の研究関係者によるストライキが決行されました。これは米国で本年最大のストライキで、米国史上最大の大学ストです。ストライキのピケッティングにチームスターのドライバーや建設労働者がこれを尊重する行動を取りました。原因は超インフレ、特に住宅家賃の高騰で、組合員の賃金の30%が家賃に消えています。大卒労働者全体でも平均で賃金の50%が家賃に消えています。大学と研究機関が大勢の研究者の搾取に依存してきたことを劇的に暴露しています。米国の大学では大学院生が助手の仕事についていることが多く、今回のストライキでも主力となっています。12月5日には、大学構内等に座り込んでいた17人が逮捕された模様です。大学のストで逮捕者が出るのは異例。
(愛知連帯ユニオン)