ベーシックインカム読書会を主催する三室勇さんが、各国で導入実験が進むベーシックインカム(BI)について話した。(11月26日、大津市)
BIは、クリフォード・ヒュー・ダグラスが経済民主主義をいかに実現するかという観点から1920年代から30年代にかけて提唱したもの。自助努力では貧困から抜け出せない現代のアンダークラス問題への回答でもある。
BIの議論が最も進んでいる韓国では、人びとの生活の質の改善に役立ち、貧困を減らし、収入・健康面で利益が得られ、人を怠惰に陥らせず、アルコールや賭け事で浪費する人が少なかったと報告されている。三室さんは「世界で最初に導入するのは韓国では」と指摘、「先の大統領選で、李在明が勝っていたら、青年手当を導入していただろう」と。BIは人びとを「ブルシット・ジョブ」から解放する。BIは人権なのである。(多賀信介)