ウクライナの戦争はなお継続している。世界の指導者たちの多くは、誰も「停戦」「話し合い」にむけて動いていない。ロシアとウクライナのどちらが正しいとか間違っているとかの評論は日本ではあまり意味がないと思っている▼私はロシア人でもないし、ウクライナ人でもない。戦争の当事者とは言えない。そもそも双方で言い分があるのは当然だ。ただこれだけは言える。人間同士が武器をもって殺し合うというのはやめるべきだ▼国家同士の争いに動員される兵士達が次々に死んでいき、市民も巻き添えになって死んでいっている状況はやめなければならない。ロシア軍の兵士も、ウクライナ軍の兵士も、当事者として簡単に武器を手放すことはできないだろう▼だからこそ、ロシアでもないウクライナでもない世界の人びと(私たち)が、声を大にして、戦争をやめろ! 停戦を実現せよ! 話し合いをおこなえ! と言うべきだ。それを世界の世論とした時に、次の展開があるはずだ。 (勝)