キャンプシュワブ・ゲート前で=2月27日、沖縄県名護市

辺野古ぶるーHYOGOの仲間5人で沖縄に行った。コロナ禍のため、チームで行くのは久しぶり。       (高崎)

「月桃」の碑

2月25日(土) 那覇着、西原町にある歌碑「月桃」を訪ねた。復帰50年を記念し建てられた。「月桃の花」の歌詞、碑の建立に「平和への思い。沖縄戦を繰り返さない」という決意を感じた。
2月26日(日) 名護市瀬嵩(せだけ)、灯台跡から大浦湾の現状をみる。日曜で工事は休みだが多くの土砂運搬台船、タグボートが浮かんでいた。
道路沿いに「ホープスポット(希望の海)」の看板がある。辺野古・大浦湾が、アメリカのNGOミッション・ブルーから日本で初めて認定された。全国からの寄付により22年8月に設置され、豊かな海、美ら海が描かれている。

島々を戦場にするな

那覇・県庁前県民広場で開かれた「島々を戦場にするな! 沖縄を平和発信の場に! 2・26緊急集会」に参加する。与那国島、石垣、宮古をはじめ沖縄諸島からも多くの県民が集まり、若者たちも目立つ。南西諸島への自衛隊配備が急ピッチだ。それへの怒りと抗議の集会だった。「夏に万余の県民集会を」と呼びかけ、奥武山(おうのやま)公園までデモ行進した。

座り込みに参加

2月27日(月) 9時と12時、キャンプ・シュワブ前の座り込みに参加。9時の行動後、テント村で小集会。5人それぞれ「4月(25日)の海上大行動に駆けつける」「大阪・神戸の毎週辺野古行動で、国会請願署名を集めている」など、辺野古への思いを発言した。

安和、塩川港で牛歩

2時から5時前、本部(もとぶ)町塩川港へ。牛歩に加わる。名護市の安和港とともに辺野古埋立の土砂運搬船の基地である。トラックからガット船に土砂が積み込まれる。10人ほどで牛歩。約1000台のトラックが動くが、「牛歩で800台ほどに減らせる」という。参加の人から、「牛歩しても同じという人もいるが、県内外から参加は励みになる」と…。
2月28日(火) 名護市安和港。ガット船の積み込み状況を確認しながら、抗議行動とカヌー教室。夜は、「うみ」さんと、ゆんたく(おしゃべり)。
3月1日(水) 辺野古・埋立現場へ。平和丸とカヌー5隻でガット船に抗議行動。安和港に続き「松田ぬ浜」でカヌー教室を受けた。コロナで3年間、カヌーに参加できず基本から練習し直し。転覆訓練で苦戦した。4月にも参加したい。