中国電力上関原発の完成予想図

 3月18日、山口市の野外音楽堂で「上関原発を建てさせない山口大集会」が開かれ、約800人が参加した。
 オープニングの宇部太鼓の演奏に続き、上関原発を建てさせない山口県民連絡会の共同代表、清水敏保さんと内山新吾さんが開会あいさつ。特別報告として「避難の権利」を求める全国避難者の会、大賀あや子さんが「200年、300年後も安心して暮らせる世界を残すため、原発も戦争も無くすよう頑張りましょう」と訴えた。
 中国電力が漁民に対し「海上ボーリング調査を妨害しないよう」妨害予防請求訴訟を起こした。中村覚・弁護士は「中電こそが漁民の漁業権を妨害しているではないか。裁判を勝利させる」と述べた。祝島島民の会青年部の人たちが意気軒高に発言。全参加者が「命の海」のボードを掲げた。