
6月6日、戦争あかん! ロックアクションで、共同代表の山下けいきさんが、4日に投開票が行われた堺市長選挙で反維新勢力の統一候補が落選する残念な結果に終わったことが報告された。投票率も下がっていた。堺1000人委員会の女性は、「各区でグループラインを作り自分たちで考えて活動してきたが、投票率、得票数ともに下がってしまった。『どこに希望があるの』と友人に言われたが、一つだけ希望と言えるのは堺の1000人委員会の存在だ。市長選挙では結果が出なかったが、市会議員選挙では維新の議席数を減らすことができた。1000人委員会は労働組合のような団体ではなく、市民が力を合わせて、党派の垣根を超えて、堺市を良くしてくれる市長を作ろうとやってきた団体だ。自分たちで考えて街宣もやり、対話もしてきた。今回の結果を踏まえて、みんなで知恵を出しあい、教訓を考えていきたい」と発言した。
発言した女性は、住民投票をもとめる署名運動から政治に関心を持ち、1000人委員会と出会って堺市長選挙にも積極的にかかわったとのこと。大阪は維新に政治を牛耳られ、6月9日の市会で議員削減案が通るという大変な状況にあるが、だからこそ、このように市民が立ちあがる状況も生まれている。あきらめず闘おうと改めて思った。 (堀ちえこ)
