
逢いに行く 渡辺信雄
朝早く 海にいっぱいの 舟が
浮かんでいるの
君は閉じ込められた ホスピタルの
窓から見える光景を 話す
引き裂かれた 運命の
悪夢を 振り払って
杖を握りしめ 君に逢いに行く
骨折した心を 地に突き立て
一歩一歩 足を引きずって
迎えに 行かねばならない
打ちのめされてはおられない
私たちは 救われねばならない
残された命の 全身を震わせて
君に 逢いに行く

逢いに行く 渡辺信雄
朝早く 海にいっぱいの 舟が
浮かんでいるの
君は閉じ込められた ホスピタルの
窓から見える光景を 話す
引き裂かれた 運命の
悪夢を 振り払って
杖を握りしめ 君に逢いに行く
骨折した心を 地に突き立て
一歩一歩 足を引きずって
迎えに 行かねばならない
打ちのめされてはおられない
私たちは 救われねばならない
残された命の 全身を震わせて
君に 逢いに行く
松島様、編集部様ありがとうございました。久しぶりに詩を書いたのです。詩は自然と人生を投影します。練れていない詩ですが、自ら運命を乗り越えるためにも、掲載をありがたく存じます。
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