沖縄県の敗訴を速報で伝えるテレビニュース(9月5日)

「県民はかく闘えり」と 後世に語り継ぐべく 命(ぬち)かぎり
9月5日、玉城デニー知事に、このような激励のファックスを送った。辺野古新基地の埋め立て予定地区、詳しく言えば自然豊かな大浦湾側は軟弱地盤。7万数千本の杭を打ち込んで地盤を改良しなければならない。
そこで防衛局は県に設計変更を申請した。県は選挙・県民投票などで県民世論が反対であること、自然破壊などの理由を付けて不承認とし、許可しなかった。対して国交省は22年4月、不承認を取り消す裁決をし、さらに承認するよう是正指示を出した。
県は不服として裁判に訴えたが、高裁で県の訴えは認められなかった。最高裁に上告したが、一度も弁論が開かれずに9月4日、上告却下の判決を出した。

「本件上告を棄却する」

最高裁判所の判決文の主文は、「本件上告を棄却する。上告費用は上告人の負担とする」。これだけである。判決理由を見ると、防衛局と沖縄県のやり取りだけが書かれ、中身には触れていない。しかも、「知事が国の裁決に従わないと、地方自治法違反で国が不安定な状況に置かれ、紛争解決が困難になる」とまで書いてある。
新聞の横見出しは大きく「辺野古 県敗訴確定」、縦見出しには「県、承認に法的義務を負う」とあり、私たちを不安に陥れている。県幹部の「承認やむなしか」の見通しも載せている。県は、まだ闘えるのか? 裁判の結果に対する知事の判断を引き延ばすことも可能だが、限界が来るだろう。国が代執行に打って出るかもしれない。では、別件を見つけ再度不承認をすることはどうだろうか。これも見つけることは容易ではないらしい。

県民の意思は変わらず

どうなるのか。知事の権限で止められるものは無くなるかもしれない。だが辺野古の闘いは、県民大衆の意思があれば続けられる。裁判に「負けた」からと言って止めるわけにはいかない。今回は、最高裁の判決を前にした金曜日と、判決が出た翌火曜日の2度、緊急に集会を持った。2度目は主催者発表で700人が県民広場で抗議した。玉城デニー知事への激励と、闘いの継続を確認するためである。
くい打ちが終わってから、軟弱地盤解消には10年程を要すると報道されている。私たちの代では終わらないかもしれない。これからも、これからも沖縄には、難問が突きつけられる。次代につなげていくことも考えると、中断、衰退してはいけない。バトンを受け取りやすい環境を良くしていかなければならない。

負キティナイビランド

グスーヨー(御衆よ)負キティ(負けて)ナイビランド(なりませんよ)と、故翁長知事が叱咤激励をしている。
オール沖縄は、緊急アクションとして、玉城知事に激励のメッセージを送る緊急アクションを呼びかけている。(富樫 守)
【送り先】 
 〒900―8570
 沖縄県那覇市泉崎1― 2―2知事公室辺野古 新基地建設問題対策室
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098・869・8979