作家の灰谷健次郎さんの本の挿絵を手がけたりした画家・坪谷令子さんの「初期から今日までの作品」を選んだ個展が開かれた。美術科の卒業制作は、絵画の素養がない私にも、「若い躍動と憂愁」が伝わってきた。青い海を泳ぐジュゴンは大浦湾だろうか。坪谷さんの作品には、絵本『ヒロシマのピアノ』(共著)もある。(撮影:11月、神戸市内、mark)