
例年通り、初日の出を辺野古の浜で迎えました。暮れに国が辺野古埋め立てを承認しました。気分が良くない年末でした。気分一新になるかと、雲間から上がるテダ(太陽)を眺めました。心静かでした。何人かの知人に逢い軽いあいさつ。深入り熱く語らずとも、お互い「あきらめない」覚悟を秘めているのでしょう。
滅入るとも 背中を押せよ 初日の出
親戚に新年のあいさつに行く途中、能登の地震を知りました。大きな被害。被災された方々の辛苦は共有できます。昨年は関東大震災から100年目でした。淡路・阪神大震災、東北大震災を見ても、災害の多さに驚きます。
私たちは、避けられない天災からは助け合いを学びながら、避けられる人災からは愚かさを積み重ねています。昨年のイタリアのヴェニスでの干ばつ、アフリカのリビアでの大洪水など、「沸騰する地球」にしたのは人間の行為です。中東ガザやウクライナなどでの戦争は、智慧があれば多くの死者を生み出さずに済みました。
今、目の前の愚かさ。貴重な海の生物を殺し、海を埋め立てて軍事基地を造ろうとしています。震度1でも護岸が崩れるという場所です。
この基地を 揺り直させよ 日の始め
