阪神間の市教委へ申し入れ(2月9日)

「日の丸・君が代」の強制の国旗国歌法が小淵内閣により成立させられたのが1999年。その後、「日の丸・君が代」の強制に反対する阪神連絡会(梶原義行さんほか)は、卒業式、入学式前に阪神間の市教委に「学校教育に強制しない」よう求め、地元の市教委などへ毎年申し入れを行ってきた。

処分を行うな

今年も阪神教育事務所、宝塚市教委、伊丹市教委、尼崎市教委、西宮市教委を訪れた。「学校教育に『日の丸・君が代』を押し付けない」「教職員にも児童、生徒、保護者にも、『日の丸』に向かう『君が代』斉唱や、ピアノ伴奏などを強制しない」「不起立などの場合、いかなる処分も行わない」「卒業式・入学式の前に学校長らが『強制するものではない』と児童生徒に説明することがあった場合も、人権の立場を尊重する」「『日の丸・君が代』を学校教育に強制しない」などを要請した。
式の練習は管理職がやり、「君が代」はCDで流すことになっているケースもあると聞くことができた。
ウクライナ、パレスチナで戦争が続いている。ジェノサイドをやめよ。戦争反対、「強い者勝ち」を蔓延させてはならない。「日の丸」「君が代」は天皇制を崇め、戦争を進めた歌だった。平和主義、国民主権、基本的人権に基づく憲法、その実現は「根本において教育にまつべき」とした、元の教育基本法こそ大切。「人権より国権」になってはならないと訴えた。