
3月28日にメタンガスが爆発した万博会場。夢洲は1~4区に分かれていて、4区はコンテナターミナルだが、1区は管理型最終処分場。危険なものがいっぱい埋まっていて、人が入ることを想定していない場所だ▼爆発したのはこの1区のトイレ建設現場。1区に隣接して池がある。この池に1区から排出される水を溜めて、浄化してから2区に放流している。夢洲の水はそのまま海に流してはいけないのである▼2区は大屋根リングのあるところである。リングの一部は水面に出るようになっているのだが … 一体どんな水なのだろう▼とにかくこんな危険な場所に4歳以上の子どもたちを無料招待していいわけがない。教職員組合からは「安全が確認できるまで児童生徒の無料招待事業を見送るよう」府に要請があった▼EXPO2025のHPを見ると「修学旅行、校外学習として最適」との文字。「いのちを感じる体験ができる」とも。「いのちの危険を感じる」の間違いではないか。(民)
