
「ガザに平和を!市民集会in兵庫」が開かれ(6月30日、神戸市内)、中東研究者の田浪亜央江さん(広島市立大准教授)が講演。「パレスチナ問題は、2つの民族・国家の紛争などではない。起点を10・7に置くのは、歴史と現状への無知・無関心」と批判。入植者植民地主義、民族浄化、アパルトヘイトをキーワードに説明した。「オスロ合意(1993年)が現在の状況を招いた。オスロ合意に戻るのではなく、イスラエルによるアパルトヘイト政策を止めること」。歴史的文脈を無視した報道や論議は、ジェノサイドを放置・加担することにつながる。170人が参加。ムスリムの人たちも。
