
利秋
お参りに渡る明石の歩道橋
還付金の手伝いするという電話
減っていく歯の本数と記憶力
蟻の巣に石でふたしてスミマセン
蟻さんを踏むのこわくて歩けない
蟻さんが新幹線に乗っている
反骨のアリは一人で旅をする
片づけようヘルパーさんの訪問日
玄関に押しピン落とし見つからぬ
侵略者の戦車に投げる火炎びん

利秋
お参りに渡る明石の歩道橋
還付金の手伝いするという電話
減っていく歯の本数と記憶力
蟻の巣に石でふたしてスミマセン
蟻さんを踏むのこわくて歩けない
蟻さんが新幹線に乗っている
反骨のアリは一人で旅をする
片づけようヘルパーさんの訪問日
玄関に押しピン落とし見つからぬ
侵略者の戦車に投げる火炎びん