6月6日の衆院本会議で、政治資金規正法改正案が、自民に加え公明と日本維新の会、教育無償化を実現する会の賛成多数で可決、衆院を通過した。19日、参院本会議で自民、公明両党の賛成多数で可決、成立した。立憲民主、国民民主、共産の3党などは反対。ところが、衆院で自民改正案に賛成した日本維新の会も反対に。5月31日に自民と維新の党首会談で合意した調査研究広報滞在費改革に関し、今国会中の改革実現を条件としていたが、自民が反故にしたため。
「衆院で賛成、参院で反対」の迷走劇は、「第二自民党」(維新・馬場代表)としての維新の本質を可視化した。