落選した日本維新の会 音喜多駿 政調会長

10月27日 衆院選投票日。維新は改選前の44から38議席と6議席減らした。小選挙区で大阪の19選挙区すべてで勝利したほかは、大阪以外は4議席獲得したのみ。とくに東日本は全敗。より衝撃的だったのは、比例票で前回衆院選(2021年)の約800万票が、今回は510万票と300万票近く減らした。
さらに比例近畿ブロックも2021年に獲得した約318万票10議席獲得から、約207万票、7議席と大きく減らした。「強いはず」の関西で100万票以上も落としたのは、大敗としか言いようがない。音喜多駿・政調会長(東京1区)は、比例復活もできずに落選。同日行われた阪南市長選挙でも維新の現職市長が落選。
維新共同代表の吉村洋文大阪府知事は、会見で「他の野党が躍進する中で、大阪以外は野党の中で一人負け。与党が過半数割れするような選挙で議席を減らした。非常に厳しい結果だ」と述べた。