
弾道ミサイルを探知・追尾する「Xバンドレーダー」を配備した米軍経ヶ岬通信所を抱える京都府京丹後市で、11月10日、「米軍基地いらんちゃフェスタin丹後2024」が開かれた。この日、会場となった京丹後市峰山の丹後文化会館に400人が集まった。
大型バス1台で参加した「米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会」は、フェスタの開始に先立って、米軍経ヶ岬通信所前で抗議行動(写真)。この行動には、京丹後市会議員の永井友昭さんや、京都祝園弾薬庫問題を考える住民ネットワーク共同代表の呉羽真弓さんらが合流し、合わせて50人で取り組まれた。
丹後文化会館で行われた「いらんちゃフェスタ」では、永井市議が現地報告。永井さんはスライドを上映して、10月23日から11月1日まで行われていた日米共同演習「キーンソード25」の様子を説明した。この共同演習は、中国を「仮想敵」として、南西諸島を中心に日米で計4万5000人が参加する大規模なもの。京丹後市に駐屯する自衛隊や米軍も参加した。これまで自衛隊は基地内で野営していたが、今回初めて旧宇川中学校のグランドに大量の自衛隊車両を駐車し、体育館に寝泊まりした。その様子を写しだしたスライドを見た参加者から驚きの声が上がった。
記念講演を行った京都府会議員の水谷修さんは、「敵基地攻撃能力」や「統合防空ミサイル防衛能力」などがどのように進められているか、その特徴を解説。また戦時中や戦後占領下での基地や軍事工場の状況について、詳しく説明した。
水谷さんの講演は、現在の軍備増強が戦争につながっていることがリアルに伝わるものだった。 集会後、参加者らで峰山町内をデモ行進した。(塚本)
