衆院選、
県知事選で惨敗
11月17日 日本維新の会の代表選告示、過去最多の4人が立候補した。新代表は12月1日の臨時党大会で選出される。立候補したのは吉村洋文(49)、金村龍那(45)、空本誠喜(60)、松沢成文(66)の4氏。
代表選は、馬場伸幸代表が選出された22年以来2年ぶり。本拠地・大阪を拠点に、全国政党化を目指し党勢拡大を図った馬場氏だが、衆院選で大阪府内全19区で勝利する一方、比例の得票は全国で300万票近く減少。馬場氏の責任を問う形に。
吉村知事の代表選出に伴う問題を指摘する声も多い。吉村氏はこれまで馬場氏と二人三脚でやってきた。衆院選の惨敗を受けて一人は辞任、もう一人が代表に選出でいいのか。国会議員でない吉村氏が「国会での党首討論」に入れないことも。 さらに、半年後の7月には参院選がある。これが大阪万博の真っ最中となる。トラブル必至の万博の最中に、参院選に飛び回るのか。兵庫県知事選では、維新推薦の清水候補が25万8千票、3位で落選した。
