神戸、舞子公園の近くにある六角堂(移情閣、孫文記念館)。実際は八面だが、六角に見える。もとは、華僑の貿易商だった呉錦堂の別荘。中国革命の父と仰がれる孫文(孫中山)が来日した際
(1913年)、歓迎会が開かれた。孫文は、「日本は欧米による覇道ではなく、王道を歩むべき
」と大アジア主義を唱えた。その甲斐もなく、帝国日本は「アジア侵略」「大東亜共栄圏」という
覇道に進んで行った。(撮影:yodo)