
「民亊再生法申請1カ年弾劾!昌一金属闘争勝利!産別運動を犯罪にするな!関生支部弾圧許さない!」「労働組合つぶしは戦争への道」~集会とデモが100余人の労働者、市民が集まり開かれた。(12月26日、大阪・中之島中央公会堂前公園)
港合同・昌一金属支部、木下浩平委員長が、次のように訴えた。
「昌一金属が民事再生法を申請してから、ちょうど1年。この事態は、私たちにとっては寝耳に水。昌一金属は那須電機鉄工に事業譲渡をするにあたって組合に対し、これがまとまらなかったら破産になる、雇用が失われると、わずかな解決金で屈服を迫ってきました。私たちが組合の原則を守ってたたかうなか、組合事務所の明け渡し攻撃をかけてきました。この件を含め、3つの大阪地裁、労働委員会でたたかっています。大阪地裁は、会社側にたち、事務所の明け渡しと解決金による終結を迫ってきました。私たちがこれを拒否すると、会社は裁判に訴え事務所明け渡しの仮処分を強行してきました。
今、多くの会社で倒産に追い込まれています。また、組合つぶしを目的とした破産も行われています。那須電機鉄工がおこなっているのは、『破産会社の労働者は、大幅賃下げなど何をされても文句を言うな!雇用されたければ黙って従え!』というものです。そして、組合との団体交渉から逃げ回っています。譲渡先の会社であれば、憲法28条を無視してもいいということは絶対に認めることはできません。
関生支部への弾圧、湯川委員長への重罪攻撃をはね返し、共にたたかいましょう。韓国民主労祖・旭硝子のチャ・ホノ支会長が言う『闘争は早く終わらせるよりも、しっかり終わらせることが重要だ』という言葉を胸に刻んでたたかいます。引き続きの支援、連帯をよろしくお願いします」。
その後、関生支部・湯川裕司委員長の闘争報告、昌一金属労組への激励、連帯アピール、全港湾大阪支部・小林勝彦委員長による集会のまとめ、港合同昌一金属支部・西岡副委員長の団結ガンバローをおこない、大阪地裁包囲デモをおこなった。
2025年元旦行動、2月26日、京都地裁・関生支部湯川委員長に対する判決がある。無罪判決を勝ちとるために、集まろう。(高崎)
