2025年3月1日(土) 辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動。参加19人、署名22筆、チラシ配布120枚。気温15度と温かくなり、風が少しあったが爽やかな日だった。
ジャンベ(太鼓)を持って参加の人、心地よい響き。スピーチでは「沖縄の人たちに基地を押し付けている。

そのことに、私たちは後ろめたい気持ちを持たなければ」と訴える人…。歌は森山良子「さとうきび畑」だった。歌に込められた平和の祈りを沖縄から発信し続けるため、読谷村に「さとうきび歌碑」が建立されている。繰り返される「ざわわ」は、さとうきび畑を吹き抜ける風の音だ。
署名は積極的な人が多く22筆。娘さんと初老の女性、ご両親が沖縄の出身、戦前にヤマト、本土に来て苦労された。「沖縄の現状は、けしからん」と怒り、「私たちは、何をどうしたらいいのか」と訴えた。
中年のご夫婦、女性が「沖縄の状況に心を痛めている」。初老の男性「沖縄だけの問題ではない。日本全体の問題です」と署名し「頑張ってください」とエール。若者5、6人にチラシを渡し説明しても、「大丈夫、大丈夫」と言うばかり。彼らの「大丈夫」は、無関心だということが分かった。(なかい)
若者が動画撮影「拡散します」
2025年3月8日(土) 参加16人、署名12、チラシ配布110枚。とても寒い日だった。
感動することあり。若者が、スピーチを一部始終動画で撮っていた。声をかけると、「この行動は素晴らしいですね。無関心な人が多い。どうしたら広げることができるのでしょうか。SNSは問題もあるが、使ってみるのはどうでしょうか。この動画は、私が拡散します」と言っていた。このような若者が増えてほしい。
初老の女性2人、「昔は、町に沖永良部島の人がほとんどだった。沖縄の言葉は全然わからなかった。神戸製鋼に出稼ぎに来ていたらしい。三線を彈いて唄ってお酒を飲んでいた。沖縄の人はみんな優しい、お酒が好きだった」と話した。
89歳の男性、「沖縄に関心を持っている、沖縄だけではない、世の中めちゃくちゃになっている。死んだら沖縄の綺麗な海に散骨したい」と…。
70歳ぐらいの女性がチラシを見て、「こんな美しい海に基地を造るなんて駄目!」と、指でチラシを叩いて怒る。初老の母と娘さん、「娘は結婚して石垣島在住、石垣島は戦争の雰囲気でいっぱい」とのこと。
辺野古神戸行動は14年7月に市民グループが立ち上げ、毎週(土)年中無休、この日は537回目、どなたでも参加歓迎です。(なかい)