
現在、種はおもに大手種苗会社がF1種として独占支配している。F1種とは「1代雑種で、2代目はバラバラの形状になり」自家採取ができない。採取できるものでも、他と交配しないよう場所を決め実がつくまで残すのは、とても手間がかかる。
三里塚の場合、イモ類の多くは自家採種、のらぼう菜も昔からの固定種を手に入れ採種している。新しい土地になじむにも時間がかかり、定着しないこともあるが、育てる楽しみもある…。
世界では、多国籍企業による種の独占が進んでいる。悪名高いモンサント社は、自社の除草剤と耐性のある種子をセットにし、世界中に拡げた。その種が飛んで自生した畑の農民を、「契約なしに種を使った」と訴訟を起こし、「2代目は発芽しない」ターミネーター種を開発するなど、儲けるためには、やりたい放題だ。「三里塚野菜便り」(4月16日)から、要旨を抜粋した。(博)
