
4月4日
万博テストラン第1日目、夜にブラジル館で火災があり、天井材と配線が燃えた。初期消火で消し止められ大事には至らなかったが、突貫工事によるズサンな作業が原因である可能性が高い。
【投稿】万博の工事は大丈夫かブラジル館の火災から見えること
4月6日
万博テストラン第3日目、大阪府守口市の寺本健太市議が、引火により爆発のおそれがある濃度のメタンガスを検知し、消防に通報した。寺本市議は元消防士、自ら借りた検知器を持参し、電源を入れた状態で会場内を視察していた。午後3時ごろ、会場西側にあるグリーンワールド(GW)工区のマンホールの近くで、引火によって爆発のおそれがある最低濃度を超えるメタンガスを検知した。会場内のスタッフや防災センターへ報告したが、速やかな対応がなく、午後4時に消防へ通報した。
その後、万博協会が周辺の立ち入りを制限し、マンホールのふたを開けて換気し濃度は下がった。この事件は、特に学校関係者に衝撃を与え、「学校動員の危険性」がいっそう明らかになっている。
4月13日
万博初日、大雨。11万9000人が来場したが、夢洲駅側東ゲートでは入場だけで1時間半、退場でも1時間以上の大行列となり、「並ばない万博」のズサンな実態が明らかになった。報道では「地獄絵図となった大阪・関西万博」「阿鼻叫喚」などの言葉が並び、またXでは「♯万博やばい」「♯もう帰りたい」がトレンド入り。〈万博行ったら地獄すぎた〉〈これから梅雨でほとんど雨か、灼熱猛暑なんだから、屋内がパビリオンしかないの、普通にヤバいでしょ〉〈万博協会の運営のズサンさが浮き彫りに…〉といった声がよせられた。
チケット赤字が確定し、肝心の万博運営は早くも矛盾が噴出している。万博は「維新のラストラン」になろうとしている。7月参院選挙で、維新に「自己責任」をつきつけなければ…。(マスコミ報道を参照、淀川一博)
