
9月20日(土) 辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動。参加18人、署名22筆、チラシ配布130枚、どんより曇った蒸し暑い日でした。
ジャンベと太鼓の響き、気持ちがよかった。スピーチでは、「沖縄の市民の自衛隊に対する抗議活動に、中谷防衛大臣が『妨害活動が続いている』と暴言を吐いた」ことに抗議。「辺野古基地建設反対の署名は、すでに10万筆を超え、近畿中部防衛局に提出した」報告、ヘリパッド基地建設反対の時よく歌った「あさどやゆんた」を歌いました。
日本国憲法前文を読み上げ、世界の平和を訴えた人、「武器を持って争うのはやめ、『口論』で解決していこう」「辺野古の海はとても美しい!その自然を埋め立て、基地を造るのは許されない!チラシを読み、沖縄に目を向けてください」と呼びかけ。「日米協同訓練が実施され、反対の声をあげた人々に中谷防衛大臣が『許されない』と暴言を吐いた」ことに強く抗議しました。
署名では、スカーフ(ヒジャブ)を被った女性が、家族や親戚の人の名前を丁寧に書いてくれました。合計で9筆に。この人は、神戸でもガザ侵攻抗議のスタンディングに参加し、「ガザで殺された人たちは天国に行く、殺した人は地獄に落ちる」というイスラムの教えを話してくれました。
台湾の若い女子大生、「先生に沖縄の人がおります」と署名。初老の男性は黙って署名。初老の女性も、チラシを持っていたので声をかけたら「あまり知らないんですけど」と言いながら、署名してもらえた。プラカードを持って立っていると、礼儀正しい若者4人が「写真を撮っていいですか」と、何枚も撮って行きました。
自衛隊員の人と話し、「災害救助の方が重要じゃないですか」と言ったら、「そういう隊員もおります」と話していました。自衛隊に応募する理由は、「防衛」ということよりも、「災害救助」の方がランク?が上だそうです。
辺野古の抗議船の修理にカンパする提案があり、2万円送ることに。
この後、いつものように「ガザの平和を訴え」20分間、スタンディングしました。背の高い外国人の男性が、「サンキュー」と声をかけ通りました。

「島人ぬ宝」
9月27日(土) 辺野古・神戸行動 参加24人、署名11筆、チラシ配布150枚。暑さが少し収まり、よい天気、少し強い風。
ギターサックスのコラボで賑やか。サックスは、身体をよじっての熱奏でした。スピーチでは、映画『宝島』の感想を述べた後、「沖縄は昔も今も厳しい状況は変わっていない。それを本土の人間がどれほど知っているのか。日本人にとって沖縄は何なのか、と厳しく訴えました。
「日米統合軍事演習が行われ、戦争の準備が進んでいる」と危険性を訴え、『島人ぬ宝(しまんちゅうぬたから)』を歌いました。「全ての軍事基地をなくし、地球全体をお花畑にしよう」と訴える人、「唯一、核の被害を受けた日本が、平和憲法を掲げ世界平和実現をリードしていくべきだ」と訴え、故翁長知事の平和宣言を読み上げる人。メガホンを叩きながら「辺野古新基地、海を埋めたらいかん!埋めていいのは自民党」と叫ぶ人も。
初老のご夫婦が、のぼりやプラカードを見ながら「私たちは沖縄に住んでいます。頑張ってください」と声をかけ…。中国の人たちが署名。若い中国人カップルに、つたない中国語で署名を呼びかけると、2人とも応じてもらえた。プラカードを見ていた初老の女性も、声をかけると署名、「日本はアメリカのポチですね」と言っていました 。
終わった後、「ガザの平和」を訴えるスタンディン。先週、ムスリムの女性の参加があり、この日も参加…。
「辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動」は、2014年7月に市民グループが立ち上げ、 毎週(土)、年中無休で行なっています。1時~2時、三宮・マルイ前。本日で566回になりました。どなたでも参加歓迎です。(なかい)
