10月18日(土) 辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動、参加19人、署名15筆、チラシ配布200枚。曇りで蒸し暑い日。ジャンべ(太鼓)演奏があり、スピーチする人の横でずっと心地よい響き。この日は7人がスピーチ。
「全国の米軍基地の70%が、沖縄にある。どんどん戦争の準備が進んでいる。そのうち、神戸港を軍港にということにもなりかねない」「1995年に、『世界一危険な普天間基地を移転する』と言っておきながら、30年を経た今も全く進んでいない」「さらに辺野古の新基地建設。それも難工事で全然進展していない。自然環境を破壊し、莫大な税金を使っている」「チラシを読んでください。沖縄に目を向けてください。署名に協力ください。皆さんが声を上げてください」。
スピーチの後、「沖縄今こそ立ち上がれ♪」を歌う。署名では、「沖縄のことはいつも気にかけていますが、何もできないので署名をします」…、若い女性2人、チラシを見てすぐ署名。名前は韓国のよう、日本語は上手。知り合いが通りがかり、署名を依頼した。若い男性が「頑張って」と声をかけてくれたけど、署名なし!?

憲法前文、9条を朗読
10月25日(土) 参加13人、署名8筆、チラシ配布150枚。曇り、暑いのか寒いのか、よくわからない天気。ギターとジャンべ(太鼓)の演奏2人、賑やか。6人がスピーチ。
「沖縄の米軍基地はベトナム戦争 、イラク戦争で使われた。沖縄に米軍基地はいらない!みなさんの声が戦争を止める」「戦争にまっしぐらのような政権が誕生した」「非核神戸方式が破られている。市民は戦争を望んでいない。無関心ではなく、自分ごととして戦争もない核もない世界の実現を!」と、憲法前文と9条の朗読も…。
「辺野古に新しく弾薬庫を造り、核の持ち込みの危険も考えられる。基地建設のため莫大な税金が使われるが、その財源はどこにあるのか、何の議論もない」「アメリカは世界に800の米軍基地を持っている。なかでも、何でも言うことを聞く日本を大事にしている。普天間基地の危険性は、何の改善もされていない!」
スピーチの後『沖縄、今こそ起ち上がれ」を歌う。ギター演奏で歌っていると、若い男性2人が立ち止まって聞き入り、「何事も感謝の気持ちが大事!」とエール。「米軍基地よ、おさらばだ」と歌っているとき、通りがかった高校生2人。「その通り!いらない!」と叫んでいた。
「ガザに平和を」スタンディングも
終わった後、いつものように「ガザの平和を訴える」スタンディング、15人が参加した。この日は、イスラム教の正装をした女性の参加もあった。スカーフは、髪を家族以外に見せないためのものだそう…。
辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動は、2014年7月に市民グループが立ち上げ、 年中無休で活動。本日で570回、毎週(土)13時~14時、三宮マルイ前、どなたでも参加できます。(なかい)