利秋
黒板を磨く仕事をしています

半額の餃子のシールたんと持つ

無宗教の家族葬だと子に伝え

裏門の放浪の叔父叱る母

マドンナのライン笑って妻が読む

身長がじわじわ減っていくのです

そば飯が神戸名物だと思う

鉄人の肩と腰とにサロンパス

高台に逃げる体力だけ残す

クリーンな兵器なんかはありません

百条がなんぼのもんと知事市長