
兵庫県議会の初日、市民デモHYОGОは「齋藤知事辞めろ」の兵庫県庁ヒューマンチェーン第6波に取り組み、約60人が県庁前に並んだ(12月2日)。
12月議会では、継続審議となっていた「知事の給与カット条例案」修正案に対し、議会側が受け入れるか否かが問題になる。斎藤知事は「情報漏洩を指示していない」と否定している。井ノ本元総務部長の漏洩について形式的管理責任があり、給与カットをするという提案だ。斎藤知事の指示は第三者委員会が認定しており、「給与カット」で問題に幕引きしようとする意図は透けて見えており、議会は抵抗してきた。
報道では、議会側が修正案をのむ観測のため、この日、市民運動は抗議行動をおこなった。初めての参加者も数人あり。順番に一人ひとりが発言した。知事室のある階へ申し入れに行き、「不法侵入」をデッチあげられ逮捕され72日間も不当勾留された青年が参加し、元気に発言。大きな拍手が送られた。職員が命まで奪われた知事の行為が、許されるわけがない。

請願書の提出する予定もあったが、提出期限が議会初日とわかり「初日の17時が提出期限とは、民主主義にもとる」と、議事課に申し入れた。議事課によると、「議会運営に関する申し合わせ事項」で決められており、1975年、議会運委員会での取り決めという。
知事と副知事の給与カット条例案件は、12月10日の総務常任委員会で審議される予定。請願の提出は間にあわず、今回は陳情書を提出することに…。「請願の提出締め切りに余裕を持たせるべき」という県議会議長宛請願、陳情の必要がある。陳情書を提出し、県議会各会派にも写しを提出する予定…。
次回、第7波のヒューマンチェーンは、12月議会最終日の12月12日(金)。12:00~13:00、県庁2号館南側歩道に集まってほしい…。今回を上回る参加で「斎藤知事辞任へ」声をあげる。(啓)
