旗開きであいさつする安藤眞一さん

成田空港の拡張工事に反対する三里塚芝山連合空港反対同盟の新年団結旗開きが1月11日、千葉県芝山町の「やすらぎの里」で開かれました。旗開きには過去最大となる260人が参加。来る3月29日に開催される芝山現地闘争への参加が呼びかけられました。旗開きでは関西実行委員会を代表して安藤眞一さんがあいさつしました。安藤さんの発言を紹介します。 

生活と環境破壊、立ち退き強制を許さず 安藤眞一

2026年の旗開きおめでとうございます。そして反対同盟が結成60周年を迎える今年、ぜひ勝利の年にしましょう。そんな思いをもって関西から駆けつけました。
まずは南台農地、この命の農地を絶対守り抜きたい、不正義のかたまりであるNAAと国家権力の暴虐を許さない、東京高裁の裁判闘争に勝利しましょう。さらに成田空港の拡張攻撃、周辺住民に騒音地獄を押しつけ、生活する権利と環境を破壊し、立ち退きを強要する動きは許せません。共に闘いましょう。
つい先日は、市東さん萩原さんそして支援の皆さんが丹精込めて育て、送ってくださった年末の団結野菜、関西では76口の皆さんと2つのキリスト教会が取り組み、今年も美味(おい)しいお野菜が届いた、と感激の声が届いています。ある方は「無農薬でこんなにキレイで立派で美しい野菜を育てるのに長い年月と御苦労があると思っています」と市東さん、萩原さん、そして皆さん方の愛情満点の野菜に感動しています。三里塚は、まさに、命を育てる農業の宝庫だと思います。まさに「とられてたまるか命の農地」です。東京高裁での裁判、何としても勝利しましょう。

盛会となった三里塚反対同盟の旗開 … 1月11日、千葉県芝山町

結成60周年にちなんでお話します。三里塚芝山連合空港反対同盟は、60年前の1966年8月22日に結成されました。クリスチャンの戸村一作委員長が三里塚教会に集まり、皆さんと祈りを捧(ささ)げながら、反対運動を始められたことを想像しています。
そして戸村委員長は現地での闘いが多忙なのに1969年7月20日から22日まで淡路島を訪れ、同じクリスチャンの永井満牧師や安藤と共に、淡路島各地で、三里塚空港の反対、淡路空港の反対を共に訴えてくださいました。ここから淡路島と三里塚の長いおつきあいがはじまりました。これをきっかけに「淡路を第二の三里塚に」とのスローガンを掲げ、以降10年間の闘いによって淡路空港計画を粉砕することが出来ました。
 私はクリスト教の牧師ですから、戸村委員長自宅庭に立てられている三里塚教会にもお伺いしています。この三里塚教会は戸村一作さんや教会信徒の皆さんが建築家・吉村順三さんに依頼し1954年に建てられたと聞いております。そして、今も名建築としてとして注目されて、千葉大学工学部のみなさんらが未来に伝承するための準備をされていると三里塚教会の方に教えていただきました。この教会の存在こそ、60年前に立ち上がった皆さんの心の支えですし、命と平和を守り抜く土台になっていると確信しています。