1000人が参加した「バイバイ原 … =3月7日、京都市東山区

 毎年3月には、2011年3月の福島原発事故を思い起こし、反原発の声を上げる取り組みがおこなわれている。私は3月7日に円山公園音楽堂(京都市東山区)で開かれた「バイバイ原発3・7きょうと」に参加した。
 この日の集会には、福島県いわき市の市議会議員である佐藤和良さんが参加し、「終わらない福島第一原発事故」と題してスピーチをした。
 政府と東京電力の刑事責任を問うために刑事告訴がおこなわれ、検察審査会の決定で、何年も裁判で争われてきたが、昨年、最高裁で東電旧経営陣の無罪が確定した。実際には事故の何年も前に大きな津波想定がなされており、その危険性をはっきりと自覚していた。にもかかわらず、日本の司法が、東京電力旧経営陣を免罪した。そのことを佐藤さんはきびしく弾劾した。しかし福島では現在も粘り強い取り組みがされていることも報告された。
 老朽原発うごかすな! 実行委員会の木原壯林さんは、美浜原発の再稼働等、関西電力が、いかに無理に無理をかさねて再稼働をすすめているかを批判した。
 原発賠償訴訟京都原告団のアピールは、多くの参加者の心をとらえた。去る1月22日に最高裁は、全国で闘われてきた9つの原発賠償訴訟の上告を棄却し、被害者の訴えをすべて門前払いした。国の責任を免罪する極めて不当な判決だ。

原発賠償京都訴訟原告団のみなさん

 登壇した原発賠償京都訴訟原告団のみなさんは、福島からの避難という困難を抱えながらも、今後も司法の不正義を弾劾し続けていくこと宣言した。壇上には「司法が救わぬなら、私たちが社会を変えるまでだ」の横断幕が掲げられた。これからも大変な困難が待ち構えているであろう福島からの避難者たちの思いがひしひしと伝わった。
 そのほか、大飯原発差し止め訴訟弁護団からの発言などが続き、「すべての原発を廃炉へ」の思いを新たにした。(秋田)