田上富久さん

8・6ヒロシマ、被爆79年の「平和の夕べ」には、長崎から核廃絶を発信し続けてきた前長崎市長の田上富久さんが「平和講演」を行う。
2007年から4期、被爆地・長崎の市長を務めた。被爆者が高齢化し、被爆の継承が困難になるなか、在任中の「長崎平和宣言」では、被爆者の命の叫び、呻きを汲みながら、核廃絶を世界に発信してきた。
被爆証言は千葉孝子さん。「私の記憶は強烈な閃光、火傷した人の群れ、黒焦げの遺体。いまも続く放射線の恐怖。核廃絶を訴えながら、原発事故に至った悔しさ」と話す。
311子ども甲状腺がん裁判の弁護団副団長を務める杉浦ひとみさん。性被害DV事件など、人権にかかわる訴訟に多く携わる。若い世代から、紙芝居「8月のウサギ~被服支廠物語~」を制作した大学院生の佐藤優(ゆう)さんに話してもらう。
▼8月6日(火)
広島RCC文化センター7階大会議室/午後1時開場 1時半開会
連絡先 090・2063・9452