
12月、3泊4日の沖縄辺野古一人旅。抗議船用台車の故障でカヌーによる海上行動ができないことが直前にわかり、どうしようか散々迷ったあげく、キャンセル料などを払うのも、もったいない。予定通り行ってきました。
新たな土砂採掘場として使われることになった、うるま市の宮城島を最初に訪ねましたが、搬出港とされる中城(なかぐすく)港までの宮城島内の道は狭くて曲がっており、その道を大型ダンプが一日60台も通ることになっているのは驚きでしかないです。うるま島ぐるみの人たちが採掘場ゲート前で抗議行動を行っているそうですが、ぼくが行ったのは日曜日だったため、誰もいませんでした。

ながらく途絶えていた塩川港からの土砂搬出が、安和桟橋事故について何の説明もないまま12月2日の月曜日、突然再開されました。以降、毎日ダンプによる捨て石搬入が続いています。再開当日の午後、おくも短時間ですが牛歩に参加できました。搬出入が3カ所になったため、阻止行動のこちらも、警備のあちらも、なかなか人繰りが大変です。
キャンプシュワブの新しい工事用ゲート前は、なんだか団体組が増えている感じ。ようやくコロナ後遺症からの回復が見えてきたのでしょうか。良いことです。
沖縄・辺野古に行くたびに「何のために行っているのか」的な疑問がいつも湧きますが、自分が「カヌーの現場で必要とされている」限りは、通い続けようと思っています。知り合った人たち、辺野古でたたかい続けている仲間たちに会えるのも、楽しみの一つです。
(小野純一/辺野古ぶるーHYOGO)
