
8月24日、佐世保市で陸自輸送機オスプレイの配備と訓練に抗議する集会が開かれました。400人が参加。佐賀や福岡からの参加もありました。デモ行進も行われ、重要な取り組みになりました。以下、集会アピールを一部を紹介します。
「陸自佐賀駐屯地に輸送機オスプレイの配備が始まりました。自衛隊は中国の軍事的行動を念頭に離島を含む九州・沖縄の防衛力強化の主力としてオスプレイを位置づけ、8月4日以降、大村市の海上自衛隊と佐世保市相浦駐屯地の水陸機動団を連携させた訓練を開始しています」
「九州防衛局は、…飛来の日程や事故対応については具体的な提示もなく不十分な内容で、訓練飛行ルートは明らかにされず、近隣住民のみならず九州一帯への不安はぬぐえません」
「政府は『台湾有事』を喧伝し、高額で殺傷力の高い武器の購入、南西諸島への自衛隊基地増強や馬毛島・佐賀空港の新基地・弾薬庫の建設など、湯水のごとく税金を注ぎ込んでいます」
「周りの国々を含めて私たちの安心・安全は、武力や抑止力では守られません。政府は抑止力重視の安全保障政策から転換し、平和憲法の理念に基づいた活動を行ってください。オスプレイの配備・飛行訓練を直ちにやめろ」
米軍と一体の日本の軍事力の大々的な強化は戦争=地獄への道です。絶対反対の闘いが求められています。(長崎・道端民男)
