10月5日、イスラエルによるジェノサイドを止めるため、追悼とキャンドルナイトが行われた(10月5日、神戸市内)。

JR元町駅南側広場には、若い人たちをはじめ100人を上回る人たちが集まった。ガザでは多くの子どもたちが殺されている。参加者は、追悼のキャンドルを灯し、メッセージを風車に書き込み掲げる。広場には、ガザの写真や、子どもたちの靴100足が並べられ、参加者全員で黙祷した。
それぞれからアピールが行なわれた。「スタンディグ行動中に絡んできたイスラエルからの観光客の『殺されたのは全員ハマスだ。だから仕方なかった』という言葉に怒りを感じた」「子どもに限らず殺された命は戻らない。パレスチナの友人は、『絶望的な状況のなかで、ガザの人たちは希望を見出している』と話していた」など…。

人間の根源を奪う権利、誰にもない
スタンディグの仲間は、「『パレスチナの子どもと共に生きたい』とポテッカーに書いてあった。私も共に生きたいと思う。「いつかみなさんと、イスラエルによる戦場から解放されたパレスチナに行きたい」「希望をつくりましょう。そのためにも、イスラエルによるジェノサイドに対する抗議を続けていきたい」「みなさんもできる範囲で行動しましょう」と話した。


また、別の人は、「日本政府と企業がイスラエルを支援していることを忘れてはならない。協力、加担を辞めさせるために声を上げていこう」と…。若いお母さんは、「子どもの命を奪うことは、人間の根源的なもの、人間性を奪うことだ、大人にそんな権利はない」と訴えた。
最後に、ガザの教師であり、詩人のリファト・アライール(23年12月死亡)の詩を、全員で読み上げた。(庄)