2025年12月13日(土)、辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動。参加者22人、署名29筆、チラシ配布180枚。青空、良い天気、寒さは厳しかった。
5人がスピーチ、「高市首相は、戦争の準備を進めている、反対する人たちを弾圧しようとしている。スパイ防止法を考えている」と訴え、「沖縄、今こそ立ち上がろう」を歌った。「高市首相は、台湾有事問題で中国を怒らせた。歴代首相は、中国と仲良くしてきた。安倍元首相も、中国を逆撫でするような発言はしなかった。高市首相は中国に謝るべきである」…。
憲法前文と9条をゆっくりと読み上げた女性は、「この精神で世界中が平和になるように。武力で平和はつくれません」…。「高市政権を許している日本国民にも、愛想がつきる。戦争に向かっていることを知らないのか」と怒る人。「子どもや孫たちの未来に、申し訳ない」と訴え、ギターを弾きながら「いつまでも俺たちを舐めるんじゃないぜ!」と力強く歌う人。「2万円の給付の話はどこに行ったのか。企業の内部留保金は、働く人たちからのピンハネしたお金だ。高市首相は『働け、働け、働け』とけしかける。病院が倒産している。若者の死亡原因の第1位は自殺ですよ!」と訴える人。通行の人が、スピーチに応え、手を挙げて賛同していた。
署名では、中年女性が「外国の友人が、なぜ日本はアメリカの言うことばかり聞くのか?アメリカと手を切った方がいいと言っている」と署名…。赤ん坊を抱いたご夫婦が、「高市首相は最低ですね」と怒りをぶっつけ。初老の女性から「高市首相の答弁は最低。みなさんといろいろお話し、鬱憤を晴らしてスッとしました。沖縄には、何度も行っている。寒い中、頑張ってください」とエールが…。
この日は、元朝日新聞政治部の記者さん、東京小金井市の元市長さん、元『週刊金曜日』記者さんも参加。毎週、毎週、長く続いている活動に、「多くの参加者、署名も多く素晴らしい」と感想を述べた。
辺野古行動の後、いつものように「ガザの平和」を訴えるスタンディングを20分。17人が参加した。外国人数人が通りかかり、手を振って賛意。参加者の1人、ムスリムの人が、その人たちにアラビア語で応えていた。
「辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動」は2014年7月、市民グループが立ち上げ年中無休、毎週(土)1時~2時、三宮マルイ前、この日は577回目。どなたでも参加歓迎…。(なかい)